PCやNASにストックしたデジタル音源が楽しめるUSB DAC機能を搭載。ハイレゾ音源の192kHz/24bit PCM、2.8MHz/5.6MHz DSD再生に対応し、伝送にはPCのクロックを使用せず、本体の高精度クロックで伝送を制御するアシンクロナス伝送を採用。ジッターを低減し、高品位な再生を実現しました。また、iPod/iPhone/iPadのデジタル接続が可能なフロントのUSB-A端子に加え、AirPlayにも対応しており、パソコンのiTunesやiPhone、iPadに格納された音源のストリーミング再生が可能。さらに、aptX^®とAACに対応したBluetooth^®機能も搭載しているので、Bluetooth^®対応端末から手軽に音楽をストリーミングして楽しむことができます。

ネットワークオーディオプレーヤーは、NASやPCをはじめ、USBメモリー、デジタルインターフェースなど、さまざまなデジタル音楽コンテンツを取り込みます。しかし、デジタル音楽コンテンツを格納するメディアの多くは、パソコン用途で開発されたものであるため、ピュアオーディオで要求されるローノイズ性が考慮されていません。
そこで、各インターフェースラインにはアイソレーションを行なったうえ、ジッター対策としてジッターリムーバーを搭載。さらに、LAN入力に対してはコモンモードフィルター、デジタルインターフェースに対してはパルストランスを採用。USB入力には、低誘電損失、高耐圧、温度安定性などの特性に優れた高品質ルビーマイカを使用したコンデンサーと、磁気歪みに強い非磁性カーボンフィルム抵抗によるパワーコンディショナーを搭載。外部からのノイズ混入を低減することで、より高純度な音の再生を可能にします。

電源回路自体のノイズを低減するために、基準電位発生回路をコンデンサーチャージに使用し、音楽再生時には回路を遮断して、音の濁りの原因となる電源ノイズの音声信号への混入を防ぐVirtual Battery Operationを採用。明瞭な音の定位感と、見通しのよい空間表現が可能になりました。

デジタルコンテンツには、サンプリングによりサンプリング周波数（fs）の両サイドにナイキスト周波数（fs/2）までの信号のイメージ成分によるエリアシングが発生します。そこで、Technics独自のアルゴリズムによるUltra Low Distortion Oversampling Digital Filterにより、イメージ成分を-160dB以下まで精度良く除去することで、空間表現の豊かな音楽再生を実現しています。

＊「High Res Re-master」on時のみ。

44.1kHz/16bitで記録されたCDの音楽データやMP3などの非可逆圧縮音源を、帯域拡張とbit拡張に対応したデジタル信号処理を行うことにより、最大192kHz/32bit のハイレゾ信号に変換可能。聴き慣れた音楽も、最新のオーディオデバイスで再生することで、情報量豊かな音質で楽しめ、新たな感動を得ることができます。

再生中に音質劣化を誘発するノイズ発生源であるディスプレイやネットワーク、USB、デジタルインターフェースなど各デジタルモジュールを部分的にシャットダウンするモード制御を用意。音楽再生時における機器内で発生するノイズを最小化し、音の純度を高めます。