そして、Grandiosoの潮流は、一体型モデルのカテゴリーでさらにGrandioso K1/F1という2つのフラッグシップモデルを輩出。定評のKシリーズ一体型ディスクプレーヤー、Fシリーズインテグレーテッドアンプを更なる高次元と導くことに成功しました。このGrandioso K1/F1で達成したイノベーションは2つ。一つは、自社専用のオリジナル・パワーアンプMOSFET設計に踏み出したことです。そしてもう一つは、一体型デジタルプレーヤーにおける、全く新しいD/Aコンバータープラットフォームの完成でした。K1のD/Aコンバーター部は、AKM史上最高性能のAK4497(2016 年9月、世界初採用)、新日本無線との長年のコラボレーションが生んだMUSES03など、最高級デバイスの採用のみならず、回路や電源レギュレーターの設計に至るまで、音楽表現力にこだわって全てを一から設計。ESOTERIC独自の35bit D/Aプロセッシング(特許第6043052号)による高解像度と、アナログ的な力強さ、密度感の高い音色の再現に成功し、高く評価されました。
今回登場したN-01は、このK1のD/Aコンバーターテクノロジーを踏襲した他、一体型ディスクプレーヤーK シリーズで、大変高い評価を頂いた物量投入型の設計手法をそのまま取り入れ、ネットワークオーディオ再生のクオリティを著しく向上させることに成功しています。